ものしりAI
How it works

ベクトルDBなしで動く、ナビゲーション型RAG

一般的なRAGは、文書を細かく分けてベクトル化し、似た断片を数件だけ取り出して答えます。ものしりAI RAGは、資料を目次のように整理し、AIが必要な文書を読みに行って答えます。

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Two approaches

2つのRAGは、資料の読み方がちがいます

どちらも社内文書を根拠にAIが答える仕組み(RAG)ですが、答えにたどり着くまでの道すじが違います。

一般的な方式

ベクトル検索型RAG

  1. 文書を細かい断片に分ける

    資料を数百文字ずつの断片(チャンク)に切り分けます。

  2. 断片をベクトル化して保存する

    埋め込みモデルで数値の並びに変換し、ベクトルDBに入れておきます。

  3. 質問に似た断片を数件取り出す

    質問もベクトル化し、意味の近い断片を上から数件だけ選びます。

  4. 取り出した断片だけを読んで答える

    選ばれなかった部分は、AIの目に入りません。

ものしりAI RAG

ナビゲーション型RAG

  1. 資料を目次のように整理する

    アップロードした資料を、AIがテーマごとの階層(スキル)にまとめます。

  2. 目次(スキルツリー)を持っておく

    どの資料に何が書いてあるかを、AIがたどれる形で保存します。ベクトルDBは使いません。

  3. 質問に合わせて目次をたどる

    AIが目次を上から順に見て、関係のありそうな資料を選びます。

  4. 必要な文書を読んで答える

    選んだ文書を読み、それを根拠に答えます。記載がなければ、そう答えます。

Skill tree

スキルツリーは、AIのための資料の目次です

たとえば「有給休暇の申請方法は?」と聞かれたとき、AIは次のように目次をたどって資料を読みに行きます。

有給休暇の申請方法は?
社内規程フォルダ
  • 人事・労務
    • 休暇・休日
      • 就業規則_2025.pdfこの資料を読んで回答
    • 勤怠・リモートワーク
  • 経費・購買
    • 経費精算
  • 情報セキュリティ
AIがたどった道すじ読みに行った資料
図はイメージです。実際の目次は、アップロードした資料に合わせてAIが自動で作ります。
Comparison

ベクトル検索型RAGとのちがい

事前の準備
ベクトル検索型RAG埋め込みモデルとベクトルDBを用意し、文書の分け方を調整する
ものしりAI RAG(ナビゲーション型)ファイルをアップロードするだけ
資料の読み方
ベクトル検索型RAG質問に似た断片を数件だけ取り出す
ものしりAI RAG(ナビゲーション型)目次をたどり、必要な文書を読みに行く
複数の資料をまたぐ質問
ベクトル検索型RAG必要な断片が上位に入らないと答えにくい
ものしりAI RAG(ナビゲーション型)目次から関係する資料を選んで読み合わせる
資料に記載がない質問
ベクトル検索型RAG似た断片をもとに答えてしまうことがある
ものしりAI RAG(ナビゲーション型)「記載がない」と答えるよう設計
回答の根拠
ベクトル検索型RAG作り方しだい
ものしりAI RAG(ナビゲーション型)管理画面で、参照した資料のファイル名を表示
資料の追加・差し替え
ベクトル検索型RAG分割とベクトル化をやり直す
ものしりAI RAG(ナビゲーション型)スキルツリーを自動で作り直す

※ ベクトル検索型RAGの欄は一般的な構成を示したもので、特定の製品を指すものではありません。

準備はいらない

ベクトルDBも埋め込みモデルも、用意しなくていい

RAGを自作するときに必要な、文書の分割・ベクトル化・データベースの構築は一切いりません。ファイルをアップロードすると、AIがたどるための目次(スキルツリー)が自動で作られます。

記載がないとき

書かれていないことは、「記載がない」と答える

AIは目次をたどって資料を読みに行くので、どこにも書かれていないことに気づけます。その場合は推測で作文せず、「ドキュメントには記載されていません」と答えるよう設計しています。

出典

どの資料を見て答えたか、すぐ確かめられる

管理画面のチャットでは、回答の下に参照した資料のファイル名が表示されます。クリックすると資料を開いて、内容を自分の目で確かめられます。

※ LINE・Slackからの回答には、資料名は表示されません。

資料の更新

資料を差し替えれば、目次も自動で作り直す

資料を追加・差し替え・削除すると、スキルツリーは自動で作り直されます。分け方の設定やインデックスの作り直しといった作業はいりません。

FAQ

仕組みについてのよくある質問

RAGは、社内文書などを根拠にしてAIが答える仕組みの総称です。ものしりAI RAGはその中でも、ベクトル検索に頼らない「ナビゲーション型」のRAGです。アップロードした資料を階層(スキル)に整理し、質問が来るとAIが目次をたどって必要な文書を読み、根拠を示して答えます。
ベクトル検索型のRAGは、文書を細かい断片に分けてベクトル化し、質問に似た断片を数件だけ取り出して答えます。ものしりAI RAGは、資料の目次をたどって文書を読みに行くため、複数の資料をまたぐ質問や、資料に書かれていない質問(「該当なし」と答えるべき質問)に強いのが特長です。
いいえ、必要ありません。ファイルをアップロードすれば、AIがたどるための目次(スキルツリー)が自動で作られます。サーバーやデータベースの構築も要りません。
自分で作る場合は、サーバーの用意、文書の分割やベクトル化、検索精度の調整、利用者向け画面の開発が必要です。ものしりAI RAGはこれらをすべて含んだサービスなので、アカウントを作ってファイルを上げるだけで使い始められます。LINE・Slack・MCP連携とフォルダ別の閲覧権限も標準で付いています。
BLOG

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ベクトル検索型RAGの限界や、ナビゲーション型にたどり着いた経緯を、ブログで詳しく解説しています。

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